110日目:北海道羅臼町〜北海道根室市

朝から土砂降りの雨で目が覚めた。北海道の旅が始まってここまで離島を巡り、知床半島を巡って来た。行きたい所は大体行けたのでここからは基本的に移動を中心に進んでいきます。

今日は、以前に飛騨高山で一緒にキャンプをして上高地のレクチャーをして頂いた同じく日本一周ライダーのあきやまみみねゆきさんと合流して、野付半島を観光してから納沙布岬にあるライダーハウスへ向かう事に。

※32,33日目のブログに登場した方です。

北海道に来てから一番長い移動です。雨も降っているので慎重に進んで行きます。

朝からバイクを2時間ほど走らせて野付半島。ここであきやまさんと合流しました。以前会った時と全く変わりようなくパワーに満ち溢れていました。

野付半島とは北海道の知床半島と根室半島の間に位置する赤印で囲んだ所。世にも不思議な地形をした場所です。なぜこのような地形が生まれたのか？海流によって運ばれて来た砂が堆積して出来たようだ。それ以上詳しいことは解らず....

早速この複雑な道を走ってみました🛵

道路の右にも左にも海が広がっているので、なんだか不思議な感覚でした。

走っていると枯れ果てたかのような木がいくつも生えているポイントがありました。これは海水で侵食され風化したミズナラの木が立ち枯れたまま林を作っているのだそう。ナラワラと呼びます。僕にはこの世界の終わりの姿を映しているかのように感じました。

さらに進んでいくとそれ以上先はバイクでは行くことのできないエリアに到着。ここでまたバイクで日本一周しているミチさんに遭遇。ミチさんは全く同じ日に日本一周をスタートした方なので親近感がありました。どうやらもう旅も終わりを迎えるそうだ。僕はまだ15都道府県くらいしか行ってないのに....笑 いつ終わることやら🙄(期限を決めているのでちゃんと終わるけどね)

ミチさんと一緒に人が一人通るのがやっとの道を15分くらい歩いて行きました。

途中から草原の中を歩くのではなく、橋に変わりました。

先ほどと同じような木が。これはトドワラと言いトドマツの木の立ち枯れた姿だそう。どちらを見てもやはり、この世界の終わりを表しているように思いました。

ここには固有の鳥たちも生息しているそうですが、今回は会うことが出来ませんでした。

野付半島でミチさんと別れを告げて、僕とあきやまさんは納沙布岬へ向けて走ります🛵

午後3時前。やっと根室市に入りました。今日は納沙布岬の鈴木食堂と言う生サンマ丼を食べることの出来るお店に行く予定でしたが、時間的に間に合わない事になったので、明日の朝食べる事にして地元のスーパーへ。

他では買えないようなびっくりするくらい新鮮なお寿司を買うことが出来ました。しかも安すぎて衝撃....!!!そして函館でしか食べられないと思っていたやきとり弁当もあったので思わず購入😀

そしてついに納沙布岬までやって来ました。もう目の前に本土最東端のポイントがありますが、今日はその手前に立つライダーハウス鈴木へ。ここは先ほど上述した鈴木食堂が経営している所です。ここに泊ろうと決めた目的の1つに僕がずっと会いたかった日本一周勢の夫婦がいるから！

いましたいました！！夫婦で2ケツ、メイトに乗って旅をしているフィレオ&おもちさんです。この2人になぜ会ってみたかったのかというと、その理由は2つ！

①僕が旅に出る前、旅用のTwitterアカウントを作った時、初期に見つけた人だったから。

②日本一周と言いながら早々から北海道に沈没、バイトをして限界旅人の鑑のように感じたから。

他にも、Twitterを見ていると面白すぎる内容が多かった事もあります😀

実際に会って話すと、まさに想像通りのキャラをされた2人でした。面白くてあきやまさん、ライダーハウスのオーナーさん(サンマ社長)を含め、5人で旅の話を沢山できて最高の時間でした。

サーモンのお寿司もめちゃくちゃ美味しかった！

明日こそサンマ丼食べるぞ..!!!おやすみなさい！

PS.

初めて生まれ年まで同じ旅人に会えて嬉しかった。